ヴィデオとオーディオ
クリシュナムルティの完全なヴィデオ集成は、近年の財団のおもな計画の一つである。それにより、真正な形でのクリシュナムルティのヴィデオの公表が、見られた － 無料で、広告なしに、である。これらのヴィデオの多くは、かつて公表されたことがなかった。目的は、利用しやすさを重視して、オンラインで講話と対話の頼れる収蔵庫を、創り出すことであった。これを達成するために、数百人のボランティアが世界的に、クリシュナムルティの言葉に三十の言語で字幕を付けるために、働いた。クリシュナムルティ財団信託の職員は、各ヴィデオに、題名と概要を配置した。
この公表は、六百本のノーカット完全版のヴィデオをデジタル化し、制作する長年の仕事によってのみ、可能であった。この仕事の全体は、クリシュナムルティ財団信託により組織されたか、引き受けられた。ヴィデオは、J.クリシュナムルティ公式ユーチューブ・チャンネル（J. Krishnamurti Official YouTube channel）において視聴可能になり、クリシュナムルティの重要な教えは、それらの本質的な清廉潔白な精神を維持しながら、着実にデジタル時代に移行できた。
完全なヴィデオ計画が完了したので、焦点は、オーディオに転じて、二千五百ほどの録音の総合的な選集を公表することを、目標とした。その集成は、ヴィデオに録画されなかった講話と対話を、強調している。
クリシュナムルティ財団信託はまた、二番目のユーチューブ・チャンネルを運営し、数百の抜粋ヴィデオを、精選し、編集している － 話題と主題に基づいた、より短いヴィデオを、提供するためである。この簡潔な形態は、オンラインでの視聴とシェアのために、理想的である。
以下には、選りすぐりの主要なヴィデオとシリーズが、見られるだろう － それは、際立ったオーディオ録音により補完されている。今利用可能な大量の資料を見て回るために、私たちはまた、三つのダウンロード可能なPDFディレクトリ（要覧）を、作成した。一番目は、字幕化された翻訳すべてを、列挙する。二番目は、私たちのノーカット完全版のオーディオとヴィデオ作品すべてに対するリンクと情報を、収録している。三番目は、私たちのオーディオとヴィデオの抜粋すべてに対するリンクを、収録している。
総合的な集成
ノーカット完全版のヴィデオ
これはクリシュナムルティのヴィデオの全集であり、それらの本来の真正な形での著作権は、諸K財団が持っている。1966年に始まって、それらは、公開の講話、討論、質疑応答会合、小集団の議論、個々人との会話、教育対話を、含んでいる
総合的な集成
ノーカット完全版のオーディオ
このオーディオ集は、頻繁に更新されている。ヴィデオで視聴可能でない録音に、焦点を合わせている。最初期の録音は、1949年に行われた。1960年代から、クリシュナムルティが撮影される前、彼の講話と議論は、ますます多くオーディオで録音された。
広汎なプレイリスト
質疑応答の抜粋
1980年代にクリシュナムルティは、数百の公開の質疑応答会合を、行った。これらの抜粋は、それら自体で完全である。書面での質問と、クリシュナムルティの洞察に満ちた応答から、構成されていて、より短い理想的なヴィデオ形態になっている。
広汎なプレイリスト
抜粋
財団職員により、クリシュナムルティの広範囲なヴィデオから精選されて、視聴可能なヴィデオの集成が、作られてきた。それは増加しつつある。これら、インパクトのある抜粋は、クリシュナムルティが探検した主題に、基づいている。
入門的なヴィデオ
自由について
このヴィデオは、クリシュナムルティへの導入であり、自由を、彼の教えの検討のための基礎と捉えている。それは、人類の重荷となった多くの問題を解消するための彼のアプローチを、いろいろと垣間見せる。そして、クリシュナムルティの講話の抜粋と、彼の生涯の物語について短い説明を、含んでいる。
ヴィデオ・シリーズ 1966年
真の革命
これら八本の番組は、アメリカで制作され、放映されたが、クリシュナムルティが聴衆へ語る最初期の音声画像を提示している。多くの生の根源的な問いが、大きなエネルギーと熱情をもって探検される。
ヴィデオ・シリーズ ブロックウッドパーク、1976年
人の変容
精神科医ディヴィッド・シャインバーグと、物理学者ディヴィッド・ボームとの、友好的だが深遠な会話の、この定評ある七本シリーズにおいて、探検される主題には、私たちの存在の根で変化すること、関係におけるイメージ、生の神聖さが、含まれている。
ヴィデオ・シリーズ サーネン、1976年
あなたは今、気づているのか、まったく気づいていないのか。
これは、クリシュナムルティがスイスのサーネン集会で、初めてヴィデオ撮影されたときであった。十二回の講話と討論会のシリーズは、傷から光りまで、恐れから変容まで、彼の教えの全体を、提示している。
ヴィデオ・シリーズ ブロックウッドパーク、1977年
「私」がないとき、悲しみに終わりがある。
これら六回の公開の会合において、クリシュナムルティは、人間の経験にとって中心的な悲しみ、それが終わる可能性、頭脳の機能、善の開花を、探検する。
ヴィデオ・シリーズ マドラス、1978-79年
生は、学びの中の動きである。
この九回の講話と討論会のシリーズは、インドの聴衆に対するクリシュナムルティのアプローチを、浮き彫りにする。彼は、組織は人類を救ってこなかったと述べることから、始めて、思考と時の外側での必要な学びを、強調する。
オーディオ・シリーズ オーハイ、1978年
圧力より完全に自由に生きる道が、あるのか。
圧力は、私たちのほとんどが、自らの生において増大するのを、経験するものである。この十本シリーズの録音において、クリシュナムルティは、何の圧力もなしに、行為より中心なく伸長する秩序をもって生きる可能性を、探検する。
ヴィデオ・シリーズ サンディエゴ、1974年
全的に違った生き方
アラン・W. アンダーソン教授とのこの広汎な探検は、クリシュナムルティの最も有名なヴィデオ・シリーズの一つを、提示する。十八回の会話は、知識の位置から、愛と楽しみへ、冥想と神聖な精神へ及んでいる。
ヴィデオ・シリーズ サンディエゴ、1970年
恐れすべてを終わらせること
この初期のカラーのシリーズにおいて、クリシュナムルティは、恐れが終わる可能性を、見つめる － 冥想の真の意味への深い探検に入る前に、である。次に、学生たちとの議論があり、私たちは暴力より自由でありうるのかどうかを、問う。
オーディオ・シリーズ ロンドン、1961年
何か新しいものを見るには、精神は全的に空っぽでなければならない。
これは、総合的な十二本の録音セットである。講話は、精神の本性と思考、人類に普遍的な恐れ、私たちの条件づけと欲望、葛藤と苦しみ、変容における時の位置、宗教的な精神を探究する。
ヴィデオとオーディオのシリーズ リシ・ヴァレー、1984年
君は見守るたびに、学んでいる。
クリシュナムルティはここで、私たちが自分自身について考えるのを止められるのかどうかを、訊ねる。そして、なぜ頭脳はいつも記録しているのかを探検し、腐敗の原因を覗きみる。一本の録音と二本のカラー録画は、若い学生たちに対するクリシュナムルティのアプローチを、浮き彫りにする。